StarBasic を使う
〜 OpenOffice でも BASIC 〜
2005-05-17 作成 福島
2006-04-05 更新 福島
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OpenOffice.org も BASIC 言語が使用できます。
Microsoft Office における VBA みたいなものです。

話を単純にするため、ここでは Calc (Microsoft における Excel と同じ) に絞って記述します。
※ Write (OpenOffice.org のワープロ) からでも BASIC は起動できます。

IDE (Integrated Development Environment) の起動

1. Calc を起動する
2. メニューバーの ツール(T) から マクロ(M) -> マクロの管理(O) -> OpenOffice.org Basic を選択する
3. 「OpenOffice.org Basic マクロ」というダイアログウィンドウが表示される
4. 項目を確認する
  ・マクロ名(M) (Main)
  ・マクロの記録先(F) (マイマクロ - Standard - Module1)
  ・マクロのある場所(I) Module1 (Main)
5. [編集] ボタンをクリックすると下記の画面が現れます
REM ***** BASIC *****

Sub Main

End Sub
図1 (初期画面)

とりあえず、MsgBox を実行

図1 を以下の様に 1 行追加します。 (アンダーライン部分)
※ここでは、インデント (空白文字で段落をつけること) していますが、そうしなくても挙動に変化はありません。
REM ***** BASIC *****

Sub Main

    MsgBox "aaa"

End Sub
図2 (簡単なプログラム)
「BASIC プログラムの実行」ボタンを押すとメッセージダイアログがメッセージ aaa と共に表示されます。
※ [OK] ボタンを押して終了させてください。