仮想環境でエロゲー
〜 ゲスト OS でエロゲーを動かしたい 〜
2014-01-19 作成 福島
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昨今の仮想環境の充実ぶりは目覚ましいもので、フリーのホスト OS から起動するゲスト OS は、なんでも動いてくれそうな感があります。

しかし、所詮はエミュレーター。限界はそんなに高くないはず。
CPU とメモリの処理はかなり高速に動作していますが、I/O がそれについていけるはずがないと思うのです。

ならば、I/O に負荷をかけて、体感的に満足できるのかどうかが気になります。

I/O を駆使するソフトウェアといえば、30 年以上前の昔から弾道計算とゲームに関するものと決まっています。

というわけで、ゲスト OS の上でゲームが動作できるかを探ってみます。

題材は、「エロゲー」です。
理由は 2 つ。
・みんなが興味を持つジャンルだから。
・私も興味があるから。
です。

ぶっちゃけ、「仮想空間でエロゲーが動いたらおもしろいよね」って、だけなんですが。
※こういう、技術の無駄遣いが大好きなのです。
・動作環境
仮想環境
ホスト OSCentOS 6.5
仮想化ソフトKVM
ゲスト基本ソフトWindows8.1

エロゲー
タイトル大悪司 廉価版
対応 Windows98/Me/2000/XP
CPUPentium2 233MHz 以上
メモリ64MB 以上
HDD400MB 以上
モニター640x400 FullColor 以上、DirectX 5.0 以降
・購入ソフト 大悪司 廉価版
エロゲーといえば脱衣麻雀ぐらいしか私は知りません。
なので、みんなが好きなのはどういうものか、Amazon に聞いてみました。

条件は、PCソフト > アダルトPCゲーム > 廉価版 > Windows > 星4つ以上 > 0-1500円 です。
いきなり高価なソフトは購入できません。

アイコンがパッケージ写真になっていないのが期待を掻き立てます。
※ホントはダウンロード版から選択したかったのですが、種類が少なすぎて断念しました。



・実行結果
途中まで実行できますが、「大悪司 DISK2を入れて下さい。」のメッセージが表示されて、そこから先に進めなくなります。

2 枚の DISC を ImgBurn でイメージファイルにして Alcohl 52% でマウントしました。

大悪司 廉価版を起動すると、エラーメッセージ
「CDデバイスのオープンに失敗しました」
が表示されるものの、ゲーム自体は正常に起動…するように見えます。

オープニング画面です。

H シーンもあります。

なんだ、普通にプレイできるじゃないですか。

…と、思いきや。
ここで終了です。
・考察
もともと、仮想環境で動作することを前提としていないソフトを無理に動かしているので、まあ、こんなものでしょう。

しかし、中断理由がグラフィックやミュージックでなく、ディスクの認識に関するエラーなので、深刻ではない気がします。

違うアプローチがあれば、またチャレンジしたいと思います。