前置き

人間の脳とは面白いもので、理屈に合わない UI は忌避するようにできています。

Microsoft がリリースするソフトはその最たるもので、
バージョンアップを繰り返すたびに使いにくさが増強されていくという、
GUI の本質を無視した不思議なソフトに仕上がっています。

VBE (Visual Basic Editor) を使うための設定も簡単には覚えられないので、ここに手順を示します。

1. ショートカットから VBE を開く。

1-1. Excel を起動する。

セルが表示されるなら、どのファイルでも構わない。
ここでは新規に「空白のブック」を開いている。

1-2. キーボードの + をタイプする。

1-3. VBE が表示される。

この画面が表示される。

2. メニューに「開発」を追加して VBE を開く。

2-1. Excel を起動する。

下記 2-2 のファイルメニューを操作できるなら、
ブックを開かなくても構わない。
ここでは便宜的に「空白のブック」を開いている。

2-2. ファイルメニューからオプション画面を開く。

エクセルのメニューから、[ファイル]を選択後、
[その他...]-[オプション] を選択する。

2-3. リボンインタフェースに「開発」を表示させる。

左ペインから[リボンのユーザー設定] を選択すると、右ペインに「リボンをカスタマイズします。」が表示されるので、
「コマンドの選択(C):」で「基本的なコマンド」を選択し、
「リボンのユーザー設定(B):」で「メインタブ」を選択すると表示されるリストにある
「開発」にチェックを入れ、 ボタンをクリックする。

2-4. VBE を起動する。

上記の操作により、リボンインタフェースに「開発」が表示されるようになったので、
これをクリックすると表示される「Visual Basic」をクリックする。

2-5. VBE の起動確認。

この画面が表示されれば設定完了。